労働者派遣について
派遣労働者として就業する人は約142万人(総務省労働力調査2019年2月)と言われています。いわゆる典型的な雇用契約の場合、雇用者と使用者は同一の企業ですが、労働者派遣の場合は、雇用者は派遣元企業、使用者は派遣先企業で、雇用者と使用者が分離しています。このような複雑な形態においても、労働者が適正な就業条件で働くことができるようにするため、労働者派遣法を始めとして様々なルールが定められており、1985年に労働者派遣法が制定されて以降も、度々大きな法改正がされてきました。
労働者派遣事業を営んでいる派遣元企業や、労働者派遣を活用している派遣先企業は、労働者派遣の基本的なルールを押さえながら、法改正による制度の変化に対応していかなければなりません。
当事務所では、労働者派遣業界で営業、人事を経験した社労士が、法律の解釈や労務管理に関する様々な問題に対して、ご相談をお受けします。